はじめに

このブログについて

はじめまして。

高IQ自閉症カブ君の母です。

このブログは、普通とはちょっと違う、とても賢いけどすごく育てづらいカブ君の今までのこと、これからのことを書いていく育児記録です。

カブ君について

2019年産まれの男の子。

3歳上のお姉ちゃんがいて、とても仲が良いです。

なんでもすぐ覚える吸収力と理解力がとても高いです。

赤ちゃんの頃から好奇心旺盛な子でした。

図鑑、レゴ、絵を描くこと、工作など、言語と創作が好きで得意です。

家ではとにかくよく喋る反面、慣れていない人に対しては心を閉ざし一切口を開きません。

できることは人一倍多いのですが、不安が強くて、集団の場で良さを発揮できなくなります。

どうしてブログを始めたか

カブ君は、赤ちゃんの頃から育てづらく、よく泣くし寝ない子でした。

動けるようになってからは好奇心旺盛で活動的すぎて、ADHDかな?と思っていたくらい落ち着きのない子でした。

しかしその反面、臆病な面も強い不思議な子でした。

上の子と比べて発達がとても早く、言葉を話すのも早かったので、健診で引っかかったことはありませんでした。

癇癪の頻度の多さや落ち着きのなさ、切り替えのできなさなど心配事はあったものの、

「男の子だしそんなものだよ」

と言われることも多かったです。

2歳で幼稚園のプレに入ったあたりから、さらに違和感を感じるようになりました。

その頃はまだ自閉症だと思わず、妙に頭が良くて繊細なカブ君のことを、「ギフティッドなのでは?」と思っていました。

そして、「わが子がギフティッドかもしれないと思ったら」を読み、確信しました。

そこには、カブ君がモデルかと思うくらい、カブ君の特徴が沢山書かれていました。

カブ君はきっとギフティッドなんだ。

その本で「ギフティッド2E」という人がいることを知りました。

ギフティッドであり、発達障害もある人のことです。

自閉の特性も当てはまる部分がある、多動なところもある、ギフティッド2Eなのかもしれない。と思いました。

その後、カブ君の精神的不調が酷くなり、児童精神科を受診。

「自閉症スペクトラム」と診断されました。

IQは125で、ギフティッドや高IQというほどではないかもしれません。

でも間違いなく、周囲から注目を浴びるほど、異様に頭が良い部分があるのです。

自閉症といっても幅が広く、カブ君のようなタイプの子を育児されている方の目に止まらないかもしれないと思い、タイトルに「高IQ」と付けました。

わが子が天才だと自慢したいからではありません。

自閉症の特徴として代表的な

「目が合わない」「言葉が出ない」「指さしをしない」

一切ありませんでした。

カブ君の育てづらさをネットで検索しても、高IQの自閉症の情報があまり出てこなくて、同じような例がないか知りたくて仕方なかった。

できることが多くて、心を開くと表情豊かでとてもよく喋るカブ君なので、

「頭良いね」「賢い子だね」「発達障害にみえない」とよく言われます。

そして、

「できることが多いから発達障害ではない」

「頭が良いから大丈夫」

という目で見られがちです。

カブ君の困り感は分かりづらい。心の中で戦っていることも多い。

感覚過敏があるし、こだわりが強いし、不安も強くて、集団が苦手。

賢くて他の子ができないことができる一方で、他の子が何も考えず当たり前にできていること(主に他者との自然なコミュニケーションや場への順応)ができない。

頭が良いとはいっても完璧主義やこだわりの強さから、結果できないことも多いです。

発達障害というのは見た目でわかりませんが、知能が高い故に、ますます理解されないことが多い。

そして、高IQだからこその困り感もあります。

高IQの自閉症は、幼児のうちには気付かれづらいためか、数が少ないのか、療育の先生もどう支援して良いかわからない雰囲気を感じます。(どの地域でもそうだとは思いません。少なくとも、私の暮らしている地方都市では。)

カブ君の記録として、また、同じような子を持つ方がこのブログを見て少しでも共感してもらえる部分があったら・・・。との思いもあり、ブログを始めました。

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