自閉症児の代表としてよく知られている行動の1つに
「目が合わない」というものがあります。
しかし、カブ君は
赤ちゃん時代から4歳になる今に至るまで
「目の合う子」です。
赤ちゃん時代
産まれたばかりの頃は、
寄り目っぽくてどこを見ているかよくわからない感じはありました。
しかしそのうち
目が合うようになりました。
目をジーっとみてきて、なでるととても喜ぶ明るい赤ちゃんでした。
とにかく構ってちゃんで、構っているとニコニコ笑顔だけど
構っていないと泣いていました。
表情豊かな赤ちゃんでした。
見ると、よく目が合いました。
赤ちゃんの頃は、「他人に興味がない」と感じたことはありませんでした。
目が合いづらいとき
過集中になりやすいカブ君は、
何かに集中しているときは呼んでも答えないし、
集中する対象物を見ているので、目も見てくれません。
他の子に対して目が合いづらい
他の子に対しての興味のなさを感じたのは、2歳前くらいでした。
興味のない他人に対しては、目が合わないなと感じることはあります。
興味のある人、ない人がハッキリしていて
カブ君の場合は興味がある人には目が合う
というのを感じます。
自閉症だからといって全ての人に興味がない訳ではない
自閉症といっても
- 人に全く興味がない
- 特定の人には興味がある
- 色々な人に興味がある
と様々だと感じます。
人への興味の持ち方が少し定型発達と違っているかなとは思うので、
どんな風に人と関わっているのかというところが大切なのではと思います。
診断基準にも「目が合わない」はない
自閉症の診断基準には、「目が合わない」という項目はありません。
なのに、検診の項目などであるせいか、「目が合わない」=自閉症というのが独り歩きしすぎだと感じます。
保健師さんにも保育士さんにも「目が合うからこの子は大丈夫」と言われましたが…
「目が合う=自閉症ではない」というのは障害を見過ごすことに繋がるので、そうではないということを多くの人に知って欲しいです。
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